ミラン本田、トリノ戦の前後半で2つの顔 「前半は双子の才能のない方」

「試合の端にいたまま」

 ACミランの日本代表FW本田佳佑は24日、トリノ戦に3トップの右で先発フル出場を果たした。3-0の勝利に貢献した背番号「10」は、地元メディアから及第点を与えられたが、前半のプレーぶりに「双子の才能のない方の選手のようだった」など苦言を呈されている。
 地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は本田に6点を与えた。前半数的不利に陥ったミランにおいても、献身的な動きでチームに貢献した。だが、寸評では「いつものように懸命にプレーしたが、試合の端にいるまま」と、サイドでゲームの主役にならなかったと分析している。
 最優秀選手は2ゴールを決め たFWエルシャラウィの7点。MFファン・ヒンケルも7点で並んだ一方、最低点は前半退場処分を受けたザッカルドの5.5点だった。
 「コリエレ・デロ・スポルト」紙は本田に6点の評価だった。寸評では「前半、モリナーロの攻撃にブレーキをかけることができなかった。10人になって、負担から解放され、調子が上がった」と評されている。
 最高点はエルシャラウィの7.5点。最低点はザッカルドとアレックスの5.5点となっている。

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