Jリーグ勢、ACLグループ突破は鹿島のみ 韓国や中国クラブとの“顕著な差”とは?

Jリーグ勢は、鹿島のみがグループ突破となった(写真は4月17日水原三星戦)【写真:Getty Images】
Jリーグ勢は、鹿島のみがグループ突破となった(写真は4月17日水原三星戦)【写真:Getty Images】

日本は1チーム、韓国と中国はそれぞれ3チームがACLグループステージ突破

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)はグループステージの戦いが終了し、4クラブが出場したJリーグ勢は鹿島アントラーズのみが決勝トーナメント進出。3クラブが敗退するという厳しい結果になった。

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 今季はワールドカップが開催されるシーズンで、特に5月中旬までのリーグ戦は過密日程となっている。その合間を縫うように国外への移動を含めた遠征があり、4年に一度の最も厳しいシーズンとも言える。しかし、同様に4クラブずつが出場した中国、韓国の東アジア勢と比較した時に、日本勢には厳しい結果が残った。

 最も期待を裏切ってしまったのは川崎フロンターレだろう。昨季のJリーグ王者は3分3敗と未勝利で大会を去った。さらに柏レイソルも3位とはいえ勝ち点4のもので、2位の天津権健(中国)とは勝ち点9もの大差がついた。セレッソ大阪は最終節まで突破の可能性を残しながら、主力を温存した影響もあり広州恒大(中国)に力負けした。

 鹿島アントラーズが2勝3分1敗の勝ち点9で2位通過を果たしたが、これが唯一の決勝トーナメント進出。日本勢の苦戦は、グループを横断してそれぞれ3クラブが決勝トーナメント行きを決めた中国や韓国勢の獲得勝ち点や得失点差で比較すると明確になる。

日本(1チーム突破) 5勝9分10敗 勝ち点24 26得点 33失点
中国(3チーム突破) 10勝11分3敗 勝ち点41 43得点 31失点
韓国(3チーム突破) 11勝4分9敗 勝ち点35 51得点 38失点

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