韓国が2大会連続で女子W杯へ! イ・ミナら“新旧INAC勢”躍動、フィリピンに5発快勝

イ・ミナ、チャン・スルギ、新旧の“INAC所属選手”が勝利に貢献【写真:Getty Images】
イ・ミナ、チャン・スルギ、新旧の“INAC所属選手”が勝利に貢献【写真:Getty Images】

チャン・スルギが先制弾、イ・ミナが追加点と新旧の“INAC所属選手”が勝利に貢献

 ヨルダンで開催されている2019年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたAFCアジアカップで、韓国女子代表は16日にフィリピンとの5位決定戦を5-0で制し、2大会連続の本戦出場を決めた。

 韓国はグループBでオーストラリア、日本と勝ち点5で並んだが、当該チーム同士の対戦成績で総得点が劣ったために3位。グループAで3位のフィリピンと、W杯出場権を懸けた一発勝負の5位決定戦に臨んだ。

 勝利の原動力になったのは新旧のINAC神戸レオネッサ所属選手だった。前半34分に、2015年にINACでプレーしたDFチャン・スルギが左サイドでボールを受けると、右足インフロントで巻き込むようなシュートをファーサイドに流し込んだ。

 さらに前半アディショナルタイムには、今季からINACに加入したMFイ・ミナがペナルティーエリア内右からゴール前に進出。右足シュートを決めて2-0とし、勝利を大きく引き寄せた。結局、韓国は後半にも3点を追加して5-0で勝利し、2大会連続の本戦出場を決めた。

 これにより、来年のフランスW杯には準決勝に進出しているオーストラリア、日本、中国、タイに加えて韓国が出場権を獲得。全チームが、前回2015年のカナダ大会と同じ顔ぶれになった。カナダ大会では、タイを除く4チームが決勝トーナメントに進出している。

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