「若手は彼から何かを得てほしい」 好調の本田圭佑にパチューカ指揮官も脱帽
サントス・ラグーナ戦でリーグ戦10点目を含む1ゴール1アシストの活躍
パチューカの日本代表FW本田圭佑は現地時間14日、リーガMX(メキシコリーグ)後期第15節サントス・ラグーナ戦に先発出場し、1得点1アシストの活躍を見せて3-1の勝利に貢献した。今季リーグ戦通算10ゴール目とパフォーマンスが上がり続けている本田だが、スペイン紙「マルカ」メキシコ版によると、指揮官からの信頼は日ごとに厚くなっているようだ。
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本田は前半24分にペナルティーエリア手前で縦パスを受けると躊躇なくカットインし、得意の左足を振り抜くと“らしい”強烈な一撃がゴール左隅に突き刺さり、メキシコ移籍後公式戦13ゴール目をマークした。このファインゴールで乗った本田は、前半30分にも相手最終ラインを崩すスルーパスでDFエリック・アギーレのゴールをアシスト。しっかりと結果を残した。
現地メディアでは「トゥソスの攻撃をオーガナイズしていた」など不可欠な存在として称えられているが、現場レベルでもそれは同じようだ。チームを率いるディエゴ・アロンソ監督は「パチューカは競争が常に存在するチームで、限界まで近づいた時に最高のプレーが出る。今日の試合でもそれを実現し、少しずつ我々はアイデンティティーを取り戻している」と、不調に終わった前期リーグと後期リーグ序盤戦からの復調に手ごたえを感じつつ、本田についてもこう触れている。
「ホンダは以前から素晴らしいプレーをしていたが、今日は彼のプレーに脱帽したいと思う。そのインターナショナルレベルの彼から若手は何かを得てほしいものだ」
昨夏の移籍直後こそ負傷で出遅れたものの、本田は結果を残すことで周囲を認めさせている。パチューカの若手選手に好影響を与えている背番号02は、西野朗新監督が就任した日本代表のロシア・ワールドカップメンバー入りへ、継続してアピールしている。