モウリーニョ監督がまな弟子ランパードに贈ったはなむけの言葉

「どうしても感情的になってしまう」

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、マンチェスター・シティのMFフランク・ランパードに対し、はなむけの言葉を贈っている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
 現在、期限付き移籍でマンCに在籍しているランパードは、今季終了後、ニューヨーク・シティに加入することが決定している。今週末のリーグ最終節サンダーランド戦が、ランパードにとってプレミアのラストダンスとなる。モウリーニョ監督は、チェルシー時代に厚い信頼関係を築き、プレミアリーグを支えてきた英雄に心からのメッセージを送った。
「フランク・ランパードについて話さなければならない。彼もまた、スティーブン・ジェラードと同様、プレミアリーグでの最後の試合を迎える。どうしても感情的になってしまうね。
 私にとってベストプレーヤーの1人であり、最もプロフェッショナルな人間の1人。チェルシーのレジェンドであり、プレミアリーグのレジェンドだ。彼がすぐにでもイングランドに復帰することを祈っている。彼のような人物は、プレミアリーグをより魅力的なものとするからだ。彼の旅立ちは、プレミアリーグにとって大きすぎる損失だ」
 ランパードは、04年から07年までのジョゼ・モウリーニョ第一政権で2度のリーグ制覇に加え、FA杯、そしてキャピタル・ワン杯も2度トロフィーを掲げている。2001年から13年間に渡り、スタンフォード・ブリッジを歓喜に沸かせてきた。まな弟子の最後の勇姿に、モウリーニョ監督の胸には特別な感情が湧き上がっているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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