ベルギー1部、クラブ創設115年目のヘントが初制覇

最終節を残して優勝が決定

 ベルギー1部リーグ(ジュピラー・リーグ)は21日、KAAヘントがGK川島永嗣、FW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュを2-0で下し、クラブ創設115年目にして初のリーグ制覇を成し遂げた。
 ベルギー1部リーグは16チームによるホーム&アウェー方式のリーグ戦30試合を戦い終えた後、上位6クラブによる優勝決定プレーオフが行われる(7-14位はプレーオフ2へ、15、16位は降格プレーオフへ回る)
 優勝決定プレーオフはリーグ戦30試合で獲得した勝ち点の半分を得た状態でスタートし、リーグ戦同様にホーム&アウェー方式の総当りで行われる。勝ち点57のリーグ2位でプレーオフに 臨んだヘントは、S・リエージュ戦を前に5勝2分け1敗と好調な戦いぶりを披露。
 そして、“バッファロー”の愛称を持つヘントは、S・リエージュ戦に勝利し、リーグ戦を首位(勝ち点61)で折り返したクラブ・ブルージュとの勝ち点差を5とした。これにより、最終節を残し、史上初の栄光をつかみ取った。また、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲得している。
 なお、S・リエージュのFW小野は70分から途中出場、GK川島は出場機会がなかった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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