西野ジャパンはW杯32カ国で何番手評価? 12日発表FIFAランクで見る「最新勢力図」

前月55位だった日本だが、最新のFIFAランキングでは60位に転落【写真:Getty Images】
前月55位だった日本だが、最新のFIFAランキングでは60位に転落【写真:Getty Images】

西野新体制発足と同日にFIFAランク発表、日本は前月から順位を5つ落とし60位に転落

 国際サッカー連盟(FIFA)は12日、最新のFIFAランキング(4月分)を発表した。

 前月55位だった日本は、3月23日のマリ戦(1-1)、同27日のウクライナ戦(1-2)を1分1敗で終えたことも影響し、順位を5つ落として60位に転落した。これは2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)以降では15年9月と16年2月の58位を下回る最低順位で、バヒド・ハリルホジッチ前監督が解任されるなど、激震が走る現在の日本代表を象徴するような状況となっている。

 ロシアW杯のグループHで日本と対戦するライバル国も、前月と比較してポーランドが6位から10位、コロンビアが13位から16位、セネガルが27位から28位と軒並みダウン。また、W杯に出場するアジア勢もイランが33位から36位、オーストラリアが37位から40位、韓国が59位から61位、サウジアラビアが69位から70位といずれも順位を落としており、日本はアジア勢3番手の地位はキープしている。

 また6月のロシア・ワールドカップ出場32か国で見ると、日本は前回と変わらずに29番手。グループHのライバルではポーランドが全体の9番手、コロンビアが15番手、セネガルが21番手となっている。

 ランキング上では、日本のW杯における立ち位置は“グループリーグ敗退濃厚”という評価になるが、この日発足した西野朗新監督の下で世界をアッと驚かせる下剋上を果たせるだろうか。

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