突きつけられた現実 ユーベ&ローマのCL完敗に伊紙嘆き節「スペイン 7-1 イタリア」
ユーベはレアルに0-3、ローマもバルサに1-4で敗れて準決勝進出は極めて困難に…
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝は、全カードの第1レグが終了したが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が一面で“嘆き節”を炸裂させている。
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イタリア勢は昨季ファイナリストのユベントスと、古豪ローマがベスト8に勝ち残った。そして、両者はそれぞれスペイン勢との対戦カードが組まれたが、イタリアサイドから見れば“悪夢”としか言いようがないほど完膚なきまでにやられた。
ユベントスはレアル・マドリードに対し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのオーバーヘッド弾を含む3失点を喫し、ホームで0-3敗戦の憂き目にあった。すでにマッシミリアーノ・アッレグリ監督も「これで準決勝への道はほとんどなくなった」と、白旗宣言まで出す完敗劇だった。
さらにローマがバルセロナとの初戦で敵地に乗り込んだが、オウンゴール2連発でビハインドを背負う衝撃的な展開に加え、さらに2失点。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがアウェーゴールの1点を奪ったが、1-4での敗戦とあってはこちらも準決勝進出は極めて難しい。
この2試合を受け、ガゼッタ紙の一面には「スペイン 7-1 イタリア」という2試合を合計した嘆きのスコアがあった。イタリアにとってみれば、代表チームがワールドカップ欧州予選で同組のスペインに力の差を見せつけられて敗退に追い込まれ、クラブレベルでも大きな差があるという現実を突き付けられた。
イタリアメディアのため息すら聞こえそうな第1戦となったが、第2戦で奇跡の逆転劇を起こすことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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