悪童バロテッリ、“幻”のノールック股抜きアシストで海外魅了「クレイジーなスキル」
トロワ戦で華麗な足技を披露、オフサイドでノーゴール判定も会場を沸かせる
フランス1部ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、現地時間1日のリーグ第31節トロワ戦(2-0)で魅せた。ノールックで横からのボールを左足裏でさばき、背後の相手の股を抜くスルーパスを披露。惜しくもオフサイドでノーゴールとなったが、海外メディアは「なんてアシストだ」「クレイジースキル」と称えている。
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敵地に乗り込んだニースは、前半16分にフランス人FWアラサンヌ・プレアのゴールで先制。1点リードして迎えた同28分だった。左サイドからの横パスに対し、バロテッリはペナルティーアーク後方でゴールに背を向けたまま反応。振り返ることなく、左足裏でボールのコースを変え、マッチアップしていたトロワDFクリストフ・エレユの股を綺麗に抜いた。
スルーパスを受けたプレアがゴールネット揺らし、ニースが追加点を奪ったかに見えたがこれはオフサイドでノーゴール判定。それでも、バロテッリの“幻のアシスト”が通った瞬間に敵地の観衆は大きく沸き、視線を釘付けにした。
UAE紙「Sport360°」公式ツイッターは、「なんてアシストだ」と綴り、「バロテッリのクレイジーなスキルでほぼゴール」と動画付きで報じている。
ニース2年目のバロテッリは今季、リーグ22試合で14得点をマーク。キャリアの低迷を脱して復活を印象づけており、セリエAへの復帰話も熱を帯び始めた。かつて“悪童”と恐れられた27歳のストライカーは、今季限りでフランスの地を去ることになるのだろうか。
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