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ヘント久保裕也、森岡との日本人対決に勝利 意地の“右足弾”で優勝プレーオフ2位浮上
後半33分から出場した久保がゴールを決め、2-0の勝利に貢献
ベルギー1部リーグ・優勝プレーオフ第1節のアンデルレヒト対ヘントが現地時間1日に行われ、敵地に乗り込んだヘントが日本代表FW久保裕也のゴールなどで2-0で勝利。MF森岡亮太擁するアンデルレヒトをかわして2位に浮上した。
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ベルギー1部は16クラブにより争われ、レギュラーシーズン30試合を終えると上位6クラブと残りのクラブが分かれてそれぞれプレーオフを戦う。上位6クラブによる優勝プレーオフではレギュラーシーズンで獲得した勝点の半分(端数切り上げ)を持ってスタート。ホーム&アウェーでの総当り戦で優勝を決める。
レギュラーシーズン2位のアンデルレヒト(勝ち点55)と4位ヘント(同50)による一戦は、後半2分にDFブレヒト・デヤエヘレのゴールで敵地に乗り込んだヘントが先制した。
同13分にはスタメン出場の森岡がGKとの1対1という決定機を迎えたがシュートは右ポストを叩き、ビッグチャンスを逃した。これに対し、同33分からピッチに立った久保はその8分後にPKキッカーを託され、ゴール左を狙ったシュートはGKに防がれるもリバウンドを確実に蹴り込んでヘントがリードを広げた。
久保の活躍を見せたヘントは、反撃を許さずに2-0で勝利。両チームが勝ち点「28」で並んだが、得失点差で上回るヘントが2位に浮上した。日本代表で10番を背負った森岡は見せ場を作れず、日本人対決は明と暗くっきり分かれた。
優勝プレーオフの首位は勝ち点34を持つクラブ・ブルージュ。ヘントとアンデルレヒトがそれを追いかける。勝ち点51を獲得してレギュラーシーズン3位だったシャルルロワはプレーオフ初戦でスタンダール・リエージュに敗れ、4位に転落した。