ジェラードが後輩スターリングへ最後の助言 「新契約にサインすべき」

ジェラード「彼には信頼してくれる監督が必要」

 リバプールのスティーブン・ジェラードは、同僚のイングランド代表FWラヒーム・スターリングがクラブと新たな契約を結ぶことを望んでいるようだ。

 ジェラードは16日に行われる自身最後のホームゲームを前に会見に出席した。ここでいまだにクラブとの契約延長に至っていないスターリングについて「私がコントロールできることではないが、個人的な意見を言えば、彼は新契約にサインすべきだと思う」と語っている。

 スターリングはリバプールとの契約を2017年6月まで残している。契約延長交渉は難航を極めていると報じられているが、クラブは20歳にして不動のレギュラーとして活躍する同選手をなんとしても引き止めたいと望んでいるはずだ。

「彼には自分を信頼してくれて、助けになってくれる監督が必要だというアドバイスを送りたい。その点でブレンダン・ロジャーズより優れた監督はいないと思う」

 ジェラードはそう話し、「自分が選手としてピークの時にブレンダンに会いたかった。彼と一緒なら多くのトロフィーを獲得できたと思う」とロジャース監督に絶大な信頼を寄せている。その指揮官の下で、まだ20歳と若いスターリングが成長することを期待しているようだ。

 偉大な先輩・ジェラードからのアドバイスを、後輩・スターリングはどのように受け止めるのだろうか。喫煙疑惑などトラブルの相次ぐ若者の動向にはさらなる注目が集まりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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