アーセナルFWの“緩やかダイブ”に批判噴出 伊メディア「審判がミランを敗退させた」
試合の行方を決めたウェルベックのPK奪取シーンが物議を醸す
現地時間15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16第2戦で、アーセナルはACミランを3-1で破り(2戦合計5-1)8強進出を決めたが、その大きなきっかけとなったアーセナルのPK判定に批判が続出している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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サン・シーロで行われた第1戦でアーセナルが2-0の勝利を収め迎えた第2戦、ミランは前半のうちにトルコ代表MFハカン・チャルハノールが約25メートルの強烈なミドルシュートを決めて先制した。同点へ向けて機運が高まった一撃の後、ミランにとっては完全に冷や水を浴びせかけられる判定が下された。
前半38分、アーセナルのFWダニー・ウェルベックがペナルティーエリア右サイドに流れるスルーパスに反応して抜け出した。ミランはDFリカルド・ロドリゲスが背後から追走し、ウェルベックへの接触を避けるように歩幅を調整したところ、ウェルベックはスローモーションのように倒れた。
スウェーデン人レフェリーのジョナス・エリクソン氏は当初はファウルを取ろうとしていなかったが、追加副審からの助言を受け入れてPKとした。しかし、追加副審がプレーを見ていたのは縦関係に近いポジションで、ロドリゲスの足とウェルベックの足が接触していたのかを見極めるには難しい角度だった。実際に、ロドリゲスの手は軽くウェルベックの上半身に触れていたものの、足の接触はなかった。
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