ベンゲル監督、今季もリーグタイトルにあと一歩届かず「問題は……」

ベンゲル監督がチェルシーの強さ認める

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、プレミアリーグ優勝を果たしたチェルシーの強さを認める発言を残した。英地元紙「ガーディアン」が伝えている。
 直近のリーグ戦10試合を9勝1分けと絶好調を維持するアーセナルだが、チェルシーには勝ち点13差をつけられ(35節終了時)、今季もリーグタイトルには手が届かなった。
 この点についてベンゲルは、「我々が抱えていた問題は、今季のチェルシーに全く失速がなかったことだ。彼らはたった2敗しかしていない。普通なら我々もタイトルを争えていたはず。彼らはハル戦やQPR戦のようにベストな出来でなくてもしっかりと勝利していた」と、同じロンドンを本拠地とするライバルの勝負強さを認めている。
 FAカップでは2年連続で決勝に進出し、5月30日にアストン・ビラと対戦する。同大会では連覇の可能性を残す一方、リーグでのタイトルは無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズンを最後に遠ざかっている。さらに、2005-06シーズン以降は2位に入ることすら出来ていなかった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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