モウリーニョがジェラードに贈った別れの言葉 「彼のおかげで今の自分がある」

親愛なる敵

 今季二冠を達成したチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季限りでリバプールを退団するMFスティーブン・ジェラードに過去3度獲得のオファーを出したことを告白した。さらに「彼のおかげで今の自分がある」と、ライバルチームのレジェンドに感謝の言葉を贈った。衛星放送「スカイ」が報じた。

 モウリーニョ監督は、10日にリバプール戦を迎える。今季限りで米MLSのLAギャラクシーに移籍するジェラードとは最後の対決となるかもしれない。

「彼のような対戦相手のおかげで今の私がある。なぜなら私は自分の選手と、最高の相手から学んできた。私は選手の問題、選手の疑問、選手の能力から学び、そして最高の相手が私に突きつける問題から学んできた。対策、分析、そして、彼らを食い止めるための最良の策を研究してきた。スティーブン・ジェラードは間違いなく私のお気に入りの敵の一人だ。フットボールの世界で最高の気持ちを表現することができる敵だ」

 リバプールの主将として長らく君臨してきたジェラードを絶賛。指導者としての成長の触媒となってくれたライバルに感謝の気持ちすら述べていた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング