ケルン大迫、足元へ正確パスで1アシスト 39歳FWの今季初得点演出も痛恨の逆転負け

3戦連続スタメンの大迫、ピサーロの足元にラストパスでアシスト

 ケルンの前線で日本代表FW大迫勇也と39歳の大ベテラン、ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロのホットラインが開通した。4日のリーグ第25節本拠地シュツットガルト戦、前半7分に大迫のパスからピサーロが今季初ゴールをマーク。大迫はフル出場を果たしたが、2-3でケルンが逆転負けを喫した。

 3試合連続スタメン起用となった大迫。この日は今季二度目の先発起用となるピサーロ、FWシモン・テロッデらと攻撃ユニットを形成した。

 すると0-0の前半7分だった。ケルンは高い位置からプレスをかけて右サイドでボールを奪取。そこから大迫が持ち込み、左に流れたピサーロの足元へ正確かつ優しいラストパスを通した。39歳のベテランストライカーはワントラップしてから、左足のシュートをゴール右隅に蹴り込んだ。

 ドイツ誌「キッカー」は「この日本人(大迫)はペナルティーエリア内でフリーになったピサーロへDFの間を抜いてパスを通した。そして確実にゴール右隅に決めた」と実況。二人の連係プレーが光るゴールとなった。

 大迫は今季2アシスト目。昨年9月、フリートランスファーでケルンに加入したピサーロはこれが今季初ゴールとなった。新たなホットラインから2試合ぶりとなる先制ゴールを奪った。

 だが試合は、シュツットガルトFWマリオ・ゴメスに2ゴール、DFアンドレアス・ベックにゴールを奪われて逆転を許してしまう。後半41分にMFミロシュ・ヨイッチが1点返すも、ケルンが2-3で逆転負け。最下位のケルンにとっては悔やまれる黒星となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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