昨季のプレミア覇者マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、今季リーグ王者となったチェルシーよりも昨季のシティの方が攻撃性と得点数で上回っていたと主張している。「BBC」が報じている。 シティは、3日にトットナムと対戦し、1-0で勝利を挙げて暫定2位の座を守った。今年も、元日までチェルシーと首位を争ったが、後半戦で歴史的な失速。現在は、勝ち点13差と大きく水を開けられてしまった。 「重要なことはファンに魅力的なフットボールを提示することだ。我々は昨年のチェルシーと全く同じ成果を挙げたが、昨年158得点を記録 した。我々はまったく別のスタイルでより多くのゴールを記録したんだ」 61歳のチリ人の知将はトットナム戦で勝利後、シティの攻撃的なスタイルに胸を張った。今季もリーグ71得点で得点数ではリーグ最多をキープ。チェルシーは現在、総得点で2得点上回っているが、失点数ではリーグ最少のチェルシーと9点差をつけられている。それでもペジェグリーニ監督は攻撃路線の継続を収穫に挙げている。 「このチームは、最もゴールを決めるチームとして継続性を見せている。この一面は重要なことだ。攻めて勝利することを継続しているのだから」 【了】 サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images