バルセロナは補強禁止処分が解ける2016年1月の移籍市場での獲得に向けてプレミアリーグで活躍するスペイン人コンビをリストアップしているという。英地元紙「サンデー・ピープル」が報じた。 バルセロナの強化責任者に就任したアリエド・ブライダ国際スポーツディレクターはマンチェスター・ユナイテッドMFアンデル・エレーラとアーセナルDFエクトル・ベジェリンをリストアップしたもようだ。 ユナイテッドが今季アトレチコ・ビルバオから獲得したエレーラは、今季序盤こそ新天地への適応に苦しんだが、後半戦に入って活躍。6月のベラルーシ 代表戦を控えるスペイン代表にも招集されることが濃厚と報じられている。スペイン代表でもシャビ、イニエスタの後継者として期待されている存在だ。 一方、バルセロナの下部組織出身のベジェリンは今年一気にブレーク。40メートル走でクラブ歴代最速タイムをたたき出し、大きな話題を呼んだ。8年間バルセロナの下部組織で磨かれた才能はブラジル代表DFダニエウ・アウベスの後継者と評価しているという。 バルセロナはEU圏外の未成年外国籍選手の補強で規定に抵触し、現在補強禁止を命じられている。プレミアで本格開花したスペインの才能は、カンプノウのピッチを彩るのだろうか。 【了】 サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images