ジェラードが魂のヘディング決勝弾 「次が最後のアンフィールド」

PK失敗も劇的決勝弾

 リバプールのMFスティーブン・ジェラードは、クイーンズ・パーク・レンジャーズ戦で決めた値千金の決勝ゴールを喜び、サポーターに感謝の意を示した。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
 リバプールは2日、ホームでQPRと対戦し、2-1で勝利を収めた。
 前半19分にMFフェリペ・コウチーニョのゴールで幸先良く先制するも、後半28分にセットプレーから同点弾を許してしまう。後半34分にPKを獲得したものの、これを主将ジェラードがまさかの失敗。
 その後も攻めあぐね、ドローが濃厚となった後半42分、背番号「8」が静まり返ったスタジアムに歓喜を呼 び込んだ。コウチーニョが蹴ったCKにジェラードが飛び込み、頭で劇的決勝弾を決めた。PK失敗の汚名を返上する、魂のヘディング弾を突き刺した。
 試合後、ジェラードは残り少なくなったアンフィールドでの試合で決勝ゴールを挙げたことに満足感を示した。
「とにかくゴールを決めたかった。PKで決めるべきだったけどね。失敗して自分を責めたが、幸運なことに3ポイントに貢献することができた。アンフィールドのピッチに立つことができるのは、次が最後だ。だから、今日決めることができたのはハッピーだよ。もっとも、一番大事なのは3ポイントを得たことだけどね」

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