モイーズ氏がプレミアに電撃復帰か ウェストハムの監督就任へ

ソシエダでの手腕が再評価

 レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督は、わずか1年でプレミアリーグに復帰する可能性が高まっている。英地元紙「デイリー・ミラー」が「デイビッド・モイーズがレアル・ソシエダから電撃復帰し、ウェストハム監督就任へ」と報じた。
 モイーズ氏は、昨年4月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を就任10カ月で解任された。昨年末にソシエダの監督に就任し、降格危機だったチームは勝ち点43で現在11位へと浮上した。強豪バルセロナを破るなどのジャイアントキリングを演じ、1部残留の安全圏に引き上げるなど手腕を発揮した。
 一方、ウェストハムは 、サム・アラダイス監督を今季限りで解任する方向で動いている。オーナーはモイーズ氏の実績を吟味し、クラブの方向性に合致する指揮官をリストアップしたと記事では報じている。ソシエダは、モイーズ氏に対する長期政権を期待していないと分析し、わずか半年間でプレミアの舞台にモイーズ凱旋(がいせん)の可能性が高まっているとリポートしている。
 ウェストハムにはエバートン監督時代にスカウト部長を務めていた盟友のトニー・ヘンリー氏が強化担当者としていることも、モイーズ氏の次期監督就任に向けて追い風になっているという。
 モイーズ氏自身は常々、スペインでの監督生活をエンジョイしていると語っているが、プレミアからのオファーが届くほど、半年間のソシエダで発 揮した手腕はイングランドでも再評価されているようだ。
【了】
サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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