ファン・ハール監督、ディ・マリアの加入1年目を厳しく分析 「残念なこと」

 

ファン・ハール監督「彼は素晴らしいシーズンを過ごしたとは言えない」

 

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、去就問題が浮上しているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの移籍1年目について「素晴らしいシーズンとは言えない」と厳しく分析している。衛星放送「スカイ」が報じている。

 今季レアル・マドリードから英国史上最高の移籍金で加入したディ・マリアは今季3得点。アシストなどで貢献しているが、終盤戦は先発から外れる試合が増えている。

 オランダ人指揮官は記者会見で「彼は素晴らしいシーズンを過ごしたとは言えない。通常ならディ・マリアは試合に出るべきなのだが、ここ数週間はプレーしていない。その間、チームは勝っていた。今、我々は連敗している。彼が先発に復帰する可能性は高くなる」とし、「常に先発ではないという問題には彼も落胆しているが、私にとっても残念なことだ」と話している。

 R・マドリードに所属した昨季は欧州チャンピオンズリーグ決勝でマン・オブ・ザ・マッチに輝き、ブラジルW杯ではアルゼンチン代表の決勝進出に貢献。ワールドクラスのウインガーが新天地で出場機会を失った理由について、指揮官は「選手はチームの哲学に適応しなければいけない。それが彼には難しかった」と振り返っている。ポゼッションを重視するファン・ハールサッカーで、ドリブル突破を武器とするディ・マリアはプレースタイルの融合に苦しんだのかもしれない。

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