マンCが大改革へ 4人の逸材アタッカー獲得で戦力入れ替えを画策?

総得点の低下によりチーム編成に着手か

 マンチェスター・シティは、来季の改革に向け、4人の攻撃陣の補強に乗り出すことを英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 マンCはシーズン中盤戦まで優勝争いを演じていたものの、今年に入り大失速。現在首位チェルシーに勝ち点13差を離され、連覇の可能性が潰えている。

 マンCは今季、リーグ戦第34節時点での総得点が70ゴール。これは首位に立つチェルシーより2ゴール多い結果となっている。しかし、リーグ制覇を果たした昨季の34節時点と比較すると21ゴール減っていることになり、圧倒的な得点力でプレミア優勝を果たした昨季との最大の違いとなっていた。

 クラブは今季の不振を受け、大幅なチーム編成に着手するという。現在マンCの攻撃陣を担うFWエディン・ゼコ、FWステヴァン・ヨベティッチ、今季よりバレンシアへ1年間の期限付き移籍をしているFWアルバロ・ネグレドの放出は既定路線とされている。

 そして、リバプールのMFラヒーム・スターリング、ヴォルフスブルクのFWケビン・デ・ブライネ、バーンリーのFWダニー・イングス、サウサンプトンのFWジェイ・ロドリゲスの獲得に踏み切ることで、戦力の入れ替えを目論んでいるとのことだ。

 マヌエル・ペジェグリーニ監督の去就も不透明の中、大富豪クラブは荒治療で来季の挽回を図るようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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