ミラン主将モントリーボがチームの団結を強調 監督と選手の対立を否定

「選手と監督に亀裂が生じているとささやかれたことは残念だ」

 ACミランの主将を務めるMFリカルド・モントリーボが29日のホーム、ジェノア戦を前にチームの団結を強調している。ミランの公式テレビ番組「ミランチャンネル」で語っている。

 前節ウディネーゼ戦で敗れたミランはその“罰”としてミラネッロで無期限の合宿を行っている。また、地元メディアは試合後の移動バスでフィリッポ・インザーギ監督と選手が口論となったことを報じていた。

「今の難しい状況を我々はみんな自覚している。この状態から脱する必要がある。解決する必要があるから合宿をすることは当たり前のこと。選手と監督に亀裂が生じているとささやかれたことは残念だ。それを否定する。我々選手は監督と一緒に団結している。誰もこの状況に満足してはいないが、監督と選手の関係が壊れていると言うのは違う」

 終盤戦で迎えたクラブの危機的状況に、モントリーボはこう語っている。

 一方、ベテランGKクリスティアーノ・アッビアーティは「バスの中で、インザーギ監督が合宿をすることについて話をした。みんな合意していた。ジャーナリストが書いたことは真実ではなかった。みんな監督に同意している」とし、ミラネッロで行われている無期限の合宿についてチームの不振から選手も納得していると主張している。

 ベテランが主張している赤い悪魔の団結が真実か、それとも偽りのものかは、サンシーロのピッチで明らかになるに違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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