インテルが獲得に向けてクラブ間交渉 ヤヤ・トゥーレ本人とは条件面で合意か

マンチーニが教え子を獲得

 インテルは来季、マンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレと年俸450万ユーロ(5億8500万円)で合意に達し、現在移籍に向けてクラブ間交渉を行っている。イタリアテレビ局「スポーツメディアセット」が報じた。
 マンチーニ監督はマンCを率いた時代のまな弟子であるトゥーレ獲得に向けて熱烈なアプローチを仕掛けている。既にトゥーレ個人とは450万ユーロの年俸に加え、達成給を加えることで合意に達している。現在シティーに対しては移籍金800万ユーロ(10億円)に加え、ボーナスを支払う内容のオファーを出し、クラブ間交渉に 入っているという。
 昨季のプレミア王者シティは、今季無冠がほぼ確定している。トゥーレ、ジェコ、ナスリら主力の去就問題は、地元メディアでも報じられてきた。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、トゥーレ残留を常々主張しているが、指揮官自身の去就も取り沙汰されている状況だ。
 ワールドクラスのスターの少ないセリエAに、アフリカ年間最優秀選手であるトゥーレが来季加入すれば、イタリアサッカー界にとっても明るい話題となるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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