クロップ監督はBミュンヘンの次期監督候補? ベッケンバウアー氏が明かす

「私はグアルディオラの後任としてクロップをイメージできる」

 バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長がペップ・グアルディオラ監督の後任候補としてドルトムント監督の退任を発表しているユルゲン・クロップ氏を挙げている。衛星放送「スカイ」で語ったもの。

「もちろん、私はグアルディオラの後任としてクロップをイメージできる。私が会長の時にはよくクロップの話題をしていた。彼はバイエルンにすごくぴったりの監督だと思う。クロップは間違いなくバイエルンにとっての選択肢だ。問題はグアルディオラがどこまでミュンヘンにとどまるかだ。長く指揮をとってもらいたいが、クロップは検討されるべきだ」

 アリアンツ・アレーナで行われるドルトムントとのカップ戦準決勝を控え、皇帝は数年にわたって凌ぎを削ってきたドルトムントの名将を招聘する可能性について口にしている。

 来季終了時にバイエルンと契約満了となるグアルディオラ監督は、地元メディアでマンチェスター・シティなどの監督就任の可能性が報じられており、本人もバイエルン側も続投を表明する事態となっていた。

「グアルディオラが2016年で去ることは考え難い。彼はミュンヘンを好んでいる。このチームで現在も未来も成功を収めることができる。彼は求めるもの全てを手にしているんだ」

 ベッケンバウアー名誉会長はこうも語っている。クロップ監督が宿敵として戦い続けてきた名門を指揮する日はやってくるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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