オーバメヤン、異例の惜別メッセージで賛否 「昨夏移籍したかった」「僕はクレイジー」

ドルトムントからアーセナル移籍、インスタグラムでサポーターに向けて思い告白

 ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはクラブ史上最高額の移籍金5600万ポンド(約86億円)でドルトムントからアーセナルに移籍した。昨季ブンデスリーガ得点王は強行移籍のため、ドルトムントで遅刻やミーティングの不参加など問題行動を起こし、クラブから出場停止処分を受けていたオーバメヤンだが、自身のインスタグラムを更新し、ドルトムントサポーターに異例の惜別メッセージを送っている。

「まずは、ここ1カ月起きた全てのことを謝罪したい。しかし、僕は昨年の夏に移籍したかったんだ。でも、上手くいかなかった。今移籍しなければいけなかったんだ」

 昨季終了時点でフランスのパリ・サンジェルマン移籍の可能性が浮上していたオーバメヤンだが、結局オファーは届かず。ドルトムント残留を選び、契約延長にも応じたが、心の底では移籍を熱望していたことを自ら告白した。

「自分の選択は最高のものではないかもしれない。でも、みんなオーバがクレイジーだってことは知っているよね。そうさ、僕はクレイジーなキッドだ。ハハハハ、自分は過ちを犯した。でも、悪気はないんだよ」

 圧倒的なスピードと決定力、そして、天真爛漫なキャラクターでサポーターの人気者だったオーバメヤンは、思いを大胆に口にしながらも素直に謝罪している。

 

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