バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、25日のエスパニョールとのダービーマッチで前半35分にゴールを決めるなど、2-0の勝利に貢献した。だが、その活躍の陰に極秘イタリア渡航があったという。イタリア地元紙「コリエレ・デル・ベネト」が報じている。 メッシはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でパリ・サンジェルマンを下した後、23日にイタリア北東部サチレ市に訪れた。それは高明な栄養士、ジュリアーニ・ポセル氏に会うためだった。 ロナウド(元ブラジル代表)、デルピエロ(元イタリア代表)、ボバン(元クロアチア代表)、マラドーナ(元 アルゼンチン代表)ら過去のスーパースターも師事した。花びらを蒸留した液体を用いるバッチフラワーの治療法のスペシャリストでもある。バッチフラワーには、故障防止の効果も高いという。 昨シーズンは故障の続いたメッシは、ポセル氏の指導の下、食事面を見直し、ダイエットにも成功したといわれている。 ポセル氏は、食事療法についてこう語っている。 「野菜、季節のフルーツ、硬質のミネラルウオーターは筋肉に重要な養分となります。殺虫剤、除草剤、抗生物質の混入した食物の摂取を減らすことが大事」 メッシはCLの強行日程にもかかわらず、イタリアに向かい、ポセル氏に治療と指導を仰いだ。昨季、ピザの食べ過ぎなどで批判されたが、食生活を見直し、今季はス トイックな生活を貫く。それがスーパースター復活の原動力となっている。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集 部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images