香川真司は「ドルトムントの輝ける光明」 ブンデス公式が卓越した得点センスを称賛

「輝けるゴールを決める感触を取り戻した」

 ここまで香川はリーグ戦16試合に出場しているが、ボス政権での先発はわずか5試合。4試合で出番なしに終わったが、シュテーガー監督の下でその状況は一変した。現在チーム3位のリーグ戦5得点に加えて3アシストもマーク。「勢いは確立された」と香川は“最大の武器”を取り戻したという。

 それはフィニッシュ能力だ。「彼は輝けるゴールを決める感触を取り戻したかのように見える。土曜日の一撃はアクロバティックで、横からのボレーだった。第7節のアウクスブルク戦の惚れ惚れするようなループに続くものだった」と高く評価されている。

 フライブルク戦では前半9分、オーバーラップしたポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクのシュートが相手二人に当たって浮き球となった。このボールをファーサイドで待ち構えた香川は、体を背後に倒しながら右足で芸術的なボレーシュートを決めた。

 昨年9月30日のアウクスブルク戦では華麗なループシュートで相手GKの頭上を完璧に射抜くなど、2011-12シーズンに13ゴールを奪いブンデスリーガ2連覇に貢献した際の卓越した決定力を取り戻したと評価されている。

 

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