伝説的ドリブラーのゴラッソ2連発! リーガ公式が「超絶ループ&豪快弾」の動画公開

元ブラジル代表FWデニウソン、ベティス時代の衝撃2ゴールを回顧

 1990年代後半に卓越した技術を誇る左利きのドリブラーとして頭角を現し、98年には当時の移籍金史上最高額でスペインのベティスに加入した元ブラジル代表FWデニウソン。その衝撃的なプレーの数々は多くのファンを魅了したが、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは27日、ベティス時代の二つのゴール動画を公開し、名手を称えている。

 デニウソンは96年に19歳でブラジル代表デビューを果たすと、FWロマーリオやFWロナウド、DFロベルト・カルロスら豪華メンバーが揃うセレソンの中で、左サイドのウインガーとして一躍その名を世界に轟かせた。97年コンフェデレーションズカップではゴールデンボール(大会MVP)に輝き、ワールドカップには98年フランス大会と2002年日韓大会に出場。卓越したドリブル技術を誇り、途中出場からでもゲームの流れを変えられるアタッカーとして重宝された。

 ベティスには98年から05年まで在籍。途中フラメンゴへの期限付き移籍を挟みながら、186試合13得点の成績を残しており、伝説的な名手として今も称えられている。

 今回の動画では、そんな名ドリブラーがベティス時代に決めた2ゴールを収録。1点目は右サイドからのクロスをペナルティーエリア内で巧みにトラップすると、ワンバウンド後に目の前の相手のタイミングを外すように右足でキックフェイント。そして再びバウンドさせると、今度はボールが弾んだ瞬間に利き足の左足でループシュートを放つ。美しい弧を描いた一撃は、相手GKの頭上を破ってゴールに吸い込まれた。

 

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