「僕は機械ではないから…」 元レアルDFコエントラン、衝撃の“パンチ&涙”を釈明

セトゥーバウ戦で試合終了間際に交代 ベンチに戻ると壁に向かって…

 サッカー選手も一人の人間だ。会心のゴールが決まれば喜び、思うように事が運ばなければ時に怒りを抑えきれないこともある。ポルトガル1部のスポルティング対セトゥーバウ戦で、スペインの名門レアル・マドリードでもプレーした攻撃的SBが交代後にヒートアップ。ベンチの壁を何度も殴りつけ、最終的に泣き出すという衝撃の珍事を海外メディアもこぞって報じている。

 思わぬ形で注目を集めてしまったのは、スポルティングのポルトガル代表DFファビオ・コエントランだ。

 1-0とリードを奪い、勝利目前に迫った後半アディショナルタイム、スポルティングはフランス代表DFジェレミー・マテューがペナルティーエリア内で相手選手を倒してしまい、PKを献上。コエントランはファビオ・ベリシモ主審に詰め寄って抗議したが、判定は覆らず。相手選手にボールを渡すと見せかけてゴール裏に蹴り飛ばし、イエローカードをもらってしまった。

 PKを決められ、同点に追いつかれてしまったスポルティングは、その直後にコエントランに代えてコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアを投入。交代を告げられ、ベンチに戻ったコエントランは我を忘れたかのようにヒートアップした。右手で一発、二発と壁を殴りつけた後、“張り手”を6回繰り出し、最後は再び右手でストレートを二発。叫びながら椅子に座ると、今度は悔しさを抑えきれなくなったのか、頭を抱えて涙を流した。

 

 

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