バイエルンの“14秒高速カウンター”に称賛の声 GKから4人で決めた「傑出したゴール」

ブンデス公式YouTubeチャンネルが動画を公開 リベリーのレバークーゼン戦の一撃に脚光

 ブンデスリーガ5連覇中で今季も首位を快走する絶対王者バイエルン・ミュンヘンは、現地時間12日に行われた第18節の敵地レバークーゼン戦に3-1で快勝した。この試合ではバイエルンの1-0リードで迎えた後半14分に、元フランス代表FWフランク・リベリーが決めた2点目がゲームの行方を決定づける一撃となったが、GKからゴールに至るまでの流れを、ブンデス公式YouTubeチャンネルが「迅速なカウンターアタック、リベリーの傑出したゴール」と題して動画を公開。パーフェクトな流れの「14秒カウンター」が脚光を浴びている。

 スタートはドイツ人GKスベン・ウルライヒのロングフィードだった。パスを受けたウルライヒは、相手FWがプレッシャーをかけにきたため、ショートパスではなく右サイド前方へのロングキックを選択。ボールはハーフウェーラインから少し敵陣に入った位置で待ち構える元オランダ代表FWアリエン・ロッベンのもとに届き、ロッベンは相手DFを背にしながらヘディングで中央のスペースに送った。

 これに素早く反応したのが、ロッベンの後方にフリーで構えていたコロンビア代表ハメス・ロドリゲスだ。ボールを拾うとファーストタッチで正確にコントロール。目の前にドイツ代表FWトーマス・ミュラーと二人の相手DFが待ち構えていたが、間髪入れずに左サイドをフリーで駆け上がるリベリーへパスを送った。このボールはやや勢いのあるものとなり、難しいバウンドとなったが、リベリーも丁寧なトラップで前を向くと得意のドリブルを開始。最後はペナルティーエリア内で中に切り込みシュートコースを空けて、豪快にニアサイドをぶち破った。

 

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