9クラブが“後悔”した「スター選手のライバル移籍」 天才バッジョらの事例を英誌紹介

セリエA制覇後にユーベからミランへ

 そして忘れてはならないのが、イタリアの至宝として知られるバッジョだ。28歳の時、ユベントスで自身初のセリエA初制覇を果たしたバッジョだったが、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの台頭もあって、1995年に5年間在籍したユベントスからミランへ移籍。多くのサポーターがクラブへ抗議した移籍は、翌シーズンにミランがセリエA制覇を成し遂げるとさらに過熱するに至った。その後、バッジョ自身はなかなか結果を出すことができず、97年にはボローニャに移籍するのだが、ユベントスにとっては後悔する出来事だったと言えるだろう。

 ライバルチームに移籍を果たしたことで、さらなる喝采を浴びることになった選手はたくさんいる。そんな選手たちに対して後悔しないためにも、クラブは細心の注意を払って選手の放出を決めたいところだ。

 紹介された9人の選手は以下のとおり

アンドレア・ピルロ(ミラン→ユベントス/2011年)

アンディ・コール(ニューカッスル→マンチェスター・U/1995年)

ヨハン・クライフ(アヤックス→フェイエノールト/1983年)

ロビン・ファン・ペルシー(アーセナル→マンチェスター・U/2012年)

カルロス・テベス(マンチェスター・U→マンチェスター・C/2009年)

エンゴロ・カンテ(レスター→チェルシー/2016年)

ルイス・フィーゴ(バルセロナ→レアル・マドリード/2000年)

アシュリー・コール(アーセナル→チェルシー/2006年)

ロベルト・バッジョ(ユベントス→ミラン/1995年)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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