元ユナイテッドの名手ギグス、指揮経験4試合も…母国ウェールズ代表監督就任が濃厚に

ユナイテッドで活躍後に現役引退、モイーズ監督やファン・ハール監督の下でコーチ経験

 ウェールズ代表は、新たな代表監督として同国が生んだ名選手であり“レジェンド”のライアン・ギグス氏の就任が濃厚になったという。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ギグス氏はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドで長らくプレーして現役を引退すると、指導者の道に進んだ。2013-14シーズンはユナイテッドで選手兼アシスタントコーチを務めていたが、当時のデイビッド・モイーズ監督が解任されたことに伴って14年には4試合に渡って選手兼監督の職に就いた。その後はルイス・ファン・ハール監督のアシスタントコーチを務めたが、16年夏に監督の退任とともにクラブを離れていた。

 昨秋に60年ぶりのワールドカップ出場を惜しくも逃したウェールズ代表は、16年夏に欧州選手権でベスト4に導いたクリス・コールマン監督がチームを去ったため、監督の座が空位になっていた。その後任は現地時間15日午後に発表される見込みだが、ギグス氏が就任することが極めて濃厚であるとレポートされている。

 監督としては4試合のキャリアしかないギグス氏だが、20年の欧州選手権、22年のカタール・ワールドカップに向けて、母国の代表を強化してひのき舞台に導くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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