マンUがファルカオの買い取りオプション行使の可能性も

期待に応えられていないストライカー

 マンチェスター・ユナイテッドは、仏強豪ASモナコから期限付き移籍中でのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの買い取りオプションを行使する可能性が浮上している。仏地元紙「ニース・マタン」が報じた。
 ファルカオは、昨夏の移籍市場最終日に1年間の期限付き移籍で加入した。故障などの影響で25試合4得点と期待通りの活躍ができていない。地元メディアは今季終了後、モナコに送還となる可能性を報じてきた。
 しかし、モナコのバディム・バシリエフ副会長は「この前の日曜日にマンUの幹部に会った。まだオプション行使については決めていないと話 していた。彼にとって最高のシーズンとは言えないが、今季終了時まで彼らは交渉機会を持っている。今のところ、他の交渉を持っていない。たとえ他のビッグクラブがファルカオに興味を持っていたとしてもだ」と語ったという。
 来季のファルカオに関しては、今季終了時点までマンUに優先交渉権がある事実を明らかにした上で、他のビッグクラブも「エル・ティグレ(虎)」の異名を持つストライカー獲得に興味を抱いていると主張している
 副会長は「マンチェスターの決断を経てから、我々は選手の意向を尋ねることにしている」と続けた。
 マンUは、PSVのオランダリーグ得点王のFWメンフィス・デパイ獲得に身分照会を済ませている。だが、リバプールなどと争奪戦に発展している。 先日の首位チェルシー戦では先発し、鋭い動きを見せたファルカオ。マンUは、前線の補強状況も見据えながらオプション行使を決めることになるのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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