クロップ監督の12のカラフルな名言集 香川ら選手を引きつけたカリスマ性がにじむ言葉の数々
名将の言葉の数々
ドルトムントを今季限りで退任すると発表したユルゲン・クロップ監督の名言集が話題になっている。「ESPN」が世界屈指の名将の退任に際し、「ユルゲン・クロップ、12の最高の引用」を特集している。
現役時代は、FWとしてマインツなど主にブンデスリーガ2部でキャリアを過ごした。選手としての自らを振り返り、こう口にしている。
「私は自分の脳でイメージする動きをフィールド上に落とし込むことに成功できなかった。5部リーグの能力と、ブンデスリーガの精神性を兼ね備えていた。その結果、2部でキャリアを送ることになった」
2012-13シーズン、ロンドン の聖地ウェンブリー・スタジアムで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、バイエルン・ミュンヘンに1-2で敗れた。その試合後に語った言葉も印象的だ。
「ひとつだけ言えることがあるとすれば、最高だったということ。ロンドンはオリンピックの開催地。天気も良かった。全て問題なかった。ただ結果がクソだった」
また、今季のCL16強のユベントスとの第2戦を控えた一言もらしさがにじむ。2月25日の敵地での初戦は1-2で敗北。最少失点差での勝利という伝統の堅守と、サッカー文化を誇るセリエA王者との戦いに挑む指揮官の語り口は軽妙だった。
「我々はフットボールの世界で最も偉大な挑戦に挑むことになる。ドローを必要としているイタリアのチームと戦うことだ」
昨季の二部降格危機に直面した、前半戦の不振については「冬季休暇中に私は選手にこう伝えた。こんな状況になって、もうちょっとちゃんとフットボールをしたほうがよかったね」と、コメントした。