マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のMFアドナン・ヤヌザイと、DFラファエルは20日、リザーブチームのU-21レスター戦に出場し、故障のアクシデントに見舞われた。すでに故障者続出のマンUにとっては大きな痛手となる。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。 キングパワースタジアムで行われたリザーブマッチには、豪華なメンバーがそろった。FWロビン・ファン・ペルシー、DFジョニー・エバンズ、DFタイラー・ブラケット、FWジェームス・ウィルソン、ヤヌザイ、ラファエルが先発。足首の捻挫で長期離脱していたファン・ペルシーは、後半17分までプレー。ルイス・ファン ・ハール監督にとっては26日のエバートン戦でのエース復帰にむけて朗報となった。だが、前半44分にはラファエルが脇腹を痛めて途中交代。ヤヌザイも空中での競り合いで足を故障するアクシデントに見舞われたという。試合は1-1でドローに終わっている。 マンUは前節、チェルシーに0-1で惜敗を喫するまで、リーグ6連勝と好調を維持していた。だが、4位のマンチェスター・シティーとの勝ち点差はわずかに1。1試合未消化の5位リバプールとは勝ち点差8となっている。残り5試合の段階で、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内をまだ完全に確保できていない状況だ。 チェルシー戦ではMFダレイ・ブリント、MFマイケル・キャリック、DFフィル・ジョーンズ、代表DFマルコス・ロホが負傷で欠場した。 総力戦となるリーグ終盤戦。ファン・ペルシーの復帰は心強いが、ヤヌザイとラファエルの故障でオランダ人指揮官は新たに悩みの種を抱えることになった。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images