リバプールがコウチーニョの後釜獲得へ PSG、バルサ間の半年越し“三角トレード”実現か

ネイマール、ムバッペらの加入で存在感が半減したドラクスラーに白羽の矢

 フットボール史上歴代2位となる1億6000万ユーロ(約218億円)でブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョをバルセロナに売却したリバプールは、すでにその資金を使った後釜の確保に動いているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 コウチーニョは、バルセロナにとって2017年夏に2億2200万ユーロ(約290億円)で売却したブラジル代表FWネイマールの後釜となる。しかし、今度はリバプールがパリ・サンジェルマンから選手の獲得に動いているようだ。

 その対象はドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー。17年からPSGでプレーするアタッカーは左サイドからの突破を得意とするが、今季はリーグ戦16試合2得点とネイマールの加入で存在感が失われつつある。チームにはフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニも健在で、ドラクスラーが置かれている状況は厳しい。

 ドラクスラーがPSGに加入した際の移籍金は4000万ユーロ(約54億円)で、コウチーニョ売却による資金で十分に獲得できる状況にある。バルセロナ、PSG、リバプールの間で、半年越しの“三角トレード”は、実現することになるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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