インテル長友佑都に笑顔なく… “守備固め”で8戦ぶり途中出場も後半ATに痛恨の失点

敵地フィオレンティーナ戦の後半30分から出場も、終了間際に同点に追いつかれる

 インテルの日本代表DF長友佑都は、5日の敵地フィオレンティーナ戦でリーグ戦8試合連続で先発落ちとなったが、後半30分に途中出場を果たした。

 インテルの4バックは右SBがカンセロ、左SBがサントンでスタート。イタリア代表DFダンブロージオが負傷離脱中のなか、長友はリーグ戦8試合連続で先発から外れた。

 前半36分にタッチラインの外でウォーミングアップをスタートさせた長友は、リーグ戦で8試合ぶりとなる出番を手にした。

 後半10分、カンセロのFKからFWイカルディが右足で押し込み先制点を奪うと、同30分に長友がDFラノッキアと交代でピッチに入った。長友は右に入り、サントンがセンターバックにシフト。左SBは後半20分にMFジョアン・マリオと交代でピッチに入ったダウベルトがプレーしていた。

 後半42分には相手の若きエースFWキエーザに攻め込まれ、1対1の場面を迎えた長友は抜かれてしまう。幸いシュートは入らなかったが、エースキラーとして期待された役割を果たせなかった。

 後半アディショナルタイムに相手FWシメオネに同点弾を決められ、守備を固めたはずのインテルは1点を守れずに痛恨のドロー。長友は試合後にミックスゾーンを通過。報道陣に挨拶する礼儀正しさを見せたが、いつもの明るい笑顔はなかった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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