ファン・ハール監督「全員シティ戦で故障した」

　プレミアリーグ3位につけるマンチェスター・ユナイテッドが18日のアウェー、首位チェルシー戦を前に故障者続出で危機的状況に立たされていることが分かった。クラブの公式テレビ「MUTV」が報じている。

　リーグ6連勝中と波に乗るユナイテッドだが、決戦前のルイス・ファン・ハール監督の表情は冴えなかった。

　オランダ人指揮官はイングランド代表DFフィル・ジョーンズ、オランダ代表MFダレイ・ブリント、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホ、イングランド代表MFマイケル・キャリックという守備の主力が首位クラブとの大一番を負傷欠場することを明らかにした。

「全員シティ戦で故障した。ブリントは常に出場を希望するので、試合に出たが、コンパニーのタックルを受けたので欠場する。ジョーンズは後半に自分で故障した。ロホは試合後に（打撲を）訴えた。キャリックも欠場する。ブリントとジョーンズはこの試合に間に合うかと大きな希望を抱いたけれど、無理だった」

　指揮官は残念そうに語っている。12日のマンチェスター・シティとのダービーを4－2で快勝したユナイテッドだが、その代償はあまりに大きかったようだ。北アイルランド代表DFジョニー・エバンズは出場停止中。手負いのユナイテッドは首位独走中のチェルシーの勢いを阻めるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images