Rマドリードが今季終了後にロペテギ監督の招聘に動く可能性が浮上

リーグか欧州CLのタイトルを獲れなければ、アンチェロッティ監督を解任か

 レアル・マドリードが今季終了後、ポルトガル名門ポルトのフレン・ロペテギ監督を新監督に招聘する可能性が浮上している。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 レアルは現在、リーガ首位バルセロナと勝ち点2差の2位。欧州チャンピオンズリーグでは準々決勝アトレチコ・マドリード戦の敵地初戦で圧倒的な猛攻を仕掛けたが、0-0のドローに終わった。2冠の可能性を残しながらも、後半戦に一時失速したために、イタリア人の名将カルロ・アンチェロッティ監督が今季限りで解任となる可能性が浮上している。

 この後任として、ロペテギ監督が急浮上しているという。現役時代にゴールキーパーとしてレアル在籍経験を持つスペイン人指揮官は昨季までスペインU-21代表を指揮。今季ポルトの監督に就任すると、国内リーグは首位ベンフィカと勝ち点差3で2位ながら、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のドイツ名門バイエルン・ミュンヘン相手にホームで3-1の勝利。際立った手腕を示している。レアル首脳陣の“レーダー”にロペテギ氏が後任候補として入っているとレポートされている。

 リーグか欧州CLのいずれかのタイトルを獲得できなければ、アンチェロッティ監督を解任する方向だという。白い巨人が無冠に終わった場合、激動のオフを迎えるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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