大阪桐蔭がゴールラッシュ! “10番&11番コンビ”の2得点などで羽黒に6-0と大勝

前半だけで4得点を奪い勝負あり 今大会のダークホースが初戦突破

 第96回全国高校サッカー選手権大会の2回戦、大阪の雄が鮮烈な攻撃力を見せた。味の素フィールド西が丘で行われた大阪桐蔭(大阪)対羽黒(山形)は、大阪桐蔭が前半だけで4得点を奪うゴールラッシュ、そしてFW今岡陽太、FW菊井悠介がそれぞれ2得点を決める活躍で、6-0と大勝した。

 高校野球の強豪校として知られる大阪桐蔭は、9年ぶり2回目の出場となる選手権初戦で躍動した。前半3分に左サイドからのクロスのこぼれ球をナンバー10の今岡がジャンピングボレーで叩き込み、幸先良く先制点を奪う。

 その後も鋭い攻守の切り替えで試合を支配すると、同31分にはオウンゴールで2点目をゲット。同39分には背番号11のFW菊井悠介、その1分後にはロングボールに走り込んだキャプテンのMF西矢健人が相手GKよりいち早くボールに触ってゴールに流し込み、4-0としてハーフタイムの笛を聞いた。

 後半になっても大阪桐蔭の勢いは止まらない。同4分にPKを奪取すると、キッカーは今岡。エースはこれをゴール右に冷静に蹴り込んで5-0。同26分には菊井もペナルティーエリア内右から自身この日2点目を蹴り込み、試合を決定づけた。今大会のダークホースと目されるチームは3日の3回戦、駒沢陸上競技場で明秀日立(茨城)と対戦する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真 text & photo by Football ZONE web

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