クロップ監督退任でドルトムントのタレントが流出? 英メディアが分析

香川は残留? 移籍の可能性が高いのは果たして

 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が今季終了後の退任を正式発表したことに伴い、強豪を支えてきたタレントの流出も危惧されている。その中で英衛星放送「スカイ・スポーツ」は名将勇退とともに誰が今季限りで新天地に移籍するのか占っている。今季マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントに復帰したばかりの日本代表FW香川真司は流出リストには入っていない。

 最初に登場するのはガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンだ。契約期間は18年6月まで。移籍先候補にはACミラン、アーセナル、リバプールが挙がっており、移籍金は最高3000万ポンド(約54億円)と分析している。

 寸評では今季不振のドルトムントで37試合17得点と結果を出していることを紹介。昨年9月の欧州CL1次リーグ、アーセナル戦で2-0で勝利した後、ガナーズのアーセン・ベンゲル監督が獲得に動き出す可能性が伝えられ、ドルトムント側も放出に前向きとリポートされているという。

 2人目はドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン。契約期間は16年6月まで。移籍先候補はアーセナル、バルセロナ、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドが挙げられ、移籍金は最高2000万ポンド(約36億円)と分析されている。

 寸評では、かつてイングランド代表MFポール・スコールズ氏の後継者として、一時はユナイテッド移籍が有力視されたが、度重なる怪我、クロップ監督との絆、ユナイテッドの監督交代などで興味は下がったと指摘。一方で、マンチェスター・シティがギュンドアン獲得にスカウトを派遣し、本人もプレミア移籍に前向きと報じられている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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