マンUがファン・ペルシーとの契約解除に向け、9億円の“手切れ金”を用意?

マンUがFW枠を空けるために今夏のファン・ペルシー放出を画策か

 マンチェスター・ユナイテッドが今季終了後にオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーとの契約を解除するために500万ポンド(約9億円)を支払うことを検討していると英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 オランダ代表ストライカーはユナイテッドと2015年シーズン終了まで契約を残しており、残り契約期間は14カ月となっている。

 週給25万ポンド(4500万円)という高給を手にしているファン・ペルシーは今季のリーグ戦で10得点を記録しているが、故障などの影響でパフォーマンスの低下が地元メディアでも指摘されている。

 クラブ側は今夏、2012年にファン・ペルシーと契約を結んだ1000万ポンド(約18億円)の半額を支払うことで、ストライカー枠を1つ増やそうと計画しているという。また、モナコから期限付き移籍中のコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの買取オプションを行使せず、レアル・マドリードにレンタル移籍中のメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスも放出する見込み。代わりに、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、PSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得に動いていると伝えられている。

 インテル、ユベントス、ラツィオというセリエAの名門がファン・ペルシーの獲得に動いているが、移籍を実現するためにはファン・ペルシー自身も年俸を下げる必要があるようだ。移籍への障害を減らすための“手切れ金”なのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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