ミランがさらなる迷走!? モンテッラ前監督の“早期再登板”の可能性を伊紙が指摘

ガットゥーゾ新監督就任後も復調せず、イタリア杯インテル戦に敗戦の場合は解任も…

 ACミランにヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督を復帰させる衝撃の“出戻り案”が浮上しているという。イタリア紙「ラ・スタンパ」が報じている。

 ミランは今季、モンテッラ体制で2年目のシーズンに挑んだが、成績不振で11月27日に解任。クラブOBであり、元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が後任に就いたが、下位に沈むベネベントやヴェローナ相手に取りこぼすなど復調の兆しは見えていない。

 同紙は、ミラン首脳陣が現地時間27日に行われるコッパ・イタリア準々決勝の“ミラノ・ダービー”となるインテル戦で敗れた場合、ガットゥーゾ監督の解任を検討していると言及。そして、その際にはモンテッラ前監督が再び指揮官に戻るという衝撃的な内容だと報じている。

 ミランは23日のセリエA第18節アタランタ戦にも敗れ、リーグ順位は11位に低迷。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位と考えても、ローマと勝ち点14差という苦境に陥っている。

 中国資本に株式を売却して2億ユーロ(約260億円)を超える大補強を展開しながら低迷するミラン。新時代を託したはずのガットゥーゾ新監督にわずか1カ月で見切りをつけ、衝撃の出戻り人事を敢行するというさらなる“迷走”を見せることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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