本田が懸命のリハビリもメンバー入り叶わず 指揮官「無理させたくなかった」

昼夜問わずリハビリ、指揮官「本田は治療するために少ししか寝ていなかった」

 左足首捻挫で離脱中のACミランの日本代表FW本田圭佑が懸命にリハビリを行ったが、12日のサンプドリア戦でのベンチ入りは叶わなかった。フィリッポ・インザーギ監督が試合前日の会見の中で、本田が睡眠時間を削るほどリハビリに励んだが、ベンチ入りが禁じられている状態であることを明かした。
 背番号「10」の回復具合を問われた指揮官は「本田はだめだよ。本田はすべてを尽くしたよ。この試合に出場するのは禁じられている。治療を朝も、午後も、夜も治療するために少ししか寝ていなかった。今日は練習を試した。何が何でも、ベンチに入りたがっていたけど、我々は無理をさせたくなかった」と答えた。
 前節パレルモ戦前の練習で左足に重度の捻挫を負った本田は昼夜を問わず必死にリハビリを続けたが、監督やメディカルスタッフに制止され、メンバー入りを禁じられたという。
「ダービーには復帰できるようにするために、無理をさせないようにした」
 指揮官はそう話し、19日のインテルとのダービー戦へのメンバー入りを見据えていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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