「私が問題ならすぐに辞任する」 凋落ミランのガットゥーゾ監督、黒星先行に悲壮な覚悟

「我々はハングリーさや闘志が足りない」

 サポーターにとっては、黄金時代の英雄の一人であるガットゥーゾ監督だが、ミラニスタからの反発を感じている。就任後、リーグ戦で1勝1分2敗。格下との連戦で黒星が先行する異常事態となっている。

「私が問題だと感じているならすぐに辞任するだろう。もしも、選手がついてきていないと感じるなら、辞任する。だが、それはない。我々は決意やハングリーさ、闘志が足りない。過去との比較も止めるべきだ。違う選手で違うクラブなんだ。現実を注視しなければいけない。現実は困難に満ちている。活路を見出さなければいけない」

 闘将が発した悲壮な覚悟――。チームに足りないものは、やはり精神的な部分だと主張していた。ミランは近年クラレンス・セードルフ氏、フィリッポ・インザーギ氏というトップチームでの指導経験ゼロのレジェンドを緊急登用し、短期間で解任するという稚拙な監督人事を進めてきた。中国人オーナーが就任し、潤沢な資金が投下されても凋落が止まらないミランで、ガットゥーゾ氏もまた“レジェンド指揮官”の失敗例の一人として数えられてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング