英紙がプレミアリーグの最速ランキングを選出 栄えある1位は?
プレミアトップ3のスピードスター
英地元紙「デイリー・テレグラフ」が、今季のプレミアリーグの最速ベスト20を特集した。今季リーグ最速選手には、ニューカッスルのフランス代表MFムサ・シソコが選出された。この順位は、公式戦での各選手のトップスピードのデータを抽出してランキング化している。
アーセナルの練習中に計測する40メートル走でティエリ・アンリ、セオ・ウォルコットの記録を塗り替えるクラブ史上最速の4.41秒を叩き出したU-19スペイン代表DFエクトル・ベジェリンは、特集での数字があくまで公式戦での計測値となるため、選外として特記されている。
1位のシソコは時 速22マイル(約35.4キロ)という韋駄天ぶりだったという。寸評では「ムサに敬礼。ニューカッスルで評判の中盤選手よりも速い記録を計測した選手はいなかった」と評している。
2位はウェストハムの元イングランド代表MFスチュワート・ダウニングの時速21.79マイル(約35.06キロ)。「最近はセントラルミッドフィルダーとしてプレーしているかもしれないが、数年前まではイングランドで最も嘱望されたウインガーの一人だった」と説明。イングランド代表33試合出場のダウニングは今年31歳になるが、そのスピードは健在だ。
3位は、ダウニングとわずか0.01マイル差だった。リバプールのイングランド代表FWラヒーム・スターリングは時速21.78マイル(約35.04キロ)を記録した。「スターリングのスピ ードに疑いの余地はない。トップ3入りも驚きではない。今年の彼のブレークの鍵となる能力だ」と、その俊足を高く評価した。スターリングは先日、イングランド代表の欧州選手権予選リトアニア戦で代表初ゴールを決めたばかり。台頭著しいスピードスターだが、リバプールに無断でインタビューを受けてクラブとの契約更新オファーを断ったことを認めるなど、ピッチ外でも何かと話題を集めている。