東京五輪への初陣で初タイトルなるか 森保監督「チームとしてトライしてほしい」

4-4-2の採用が濃厚か

 決勝戦ではこれまでの3-4-2-1システムではなく、4-4-2システムを採用することが濃厚となっており、ここまで口酸っぱく言葉にしている“柔軟性”や“対応力”が求められる一戦となることは間違いない。

「やはりいろいろなことに対応していくことや、チームで少しでもいろいろなオプションやバリエーションを持って戦えることが大事。今回はいろいろなことに順応性を持ち、対応力を持っていくことを一つとして、チームとしてもいろいろなやり方に対応し、トライしていってほしい」

 同じく会見に登壇した浦田樹(ギラヴァンツ北九州)は「チームとしてできること、できないことがだんだん分かってきた。みんなでコミュニケーションをとりながら解決しようと頑張っているので、そこを明日の試合で出せればいい」と決勝戦への意気込みを語った。このメンバーが集まって戦うのはこれが最後の試合なる。自身のアピールと、チームの優勝を懸けて、U-20日本代表は決勝戦に挑む。

【了】

林 遼平●文 text by Ryohei Hayashi

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

 

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