優勝戦線に留まる上で重要な「マンチェスター・ダービー」

　マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のルイス・ファン・ハール監督が、週末に控えるマンチェスター・シティ(マンC)とのダービーマッチに向け、“マインドゲーム”を仕掛けている。英地元紙「デイリー・スター」が報じる。

　マンUは4日、プレミアリーグ第31節でアストン・ビラと対戦し、3-1と勝利を収めた。

　1試合少ないマンCをかわし暫定3位に浮上したファン・ハール監督は、今週末に控える直接対決に向け、早くも駆け引きに出ている。

「彼らはまだ今節を終えていない。なので、立場としてはまだフェアでない。ただ、もし月曜日（6日）の試合を落としてしまうようなことがあれば、お互いの立ち位置がはっきりするね」

　ファン・ハール監督は隣人に重圧をかけるとともに、自身のチームがより優れていると豪語した。

「彼らより上の順位で着地するためには、彼らに負けてもらう必要があるが、我々は彼らよりも優れている。次の直接対決が決定的な試合となるだろう」

　トップ4入りをほぼ手中に収めている両チームだが、優勝へ望みをつなぐため、ここ数年においても特に熱気を帯びる「マンチェスター・ダービー」となりそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images