北朝鮮代表の来日を韓国紙はどう伝えたのか? その動向に注視「日本で何が起きるのか」

日本開催のE-1選手権に韓国、中国、北朝鮮も参加 5日に北朝鮮選手団が来日

 日本で12月に行われるE-1選手権(8日から16日)には、男女の日本代表をはじめ、韓国、中国、北朝鮮が参加する。東アジアの覇権を争う大会となるが、北朝鮮選手団の来日を受けて「日本で何が起きるのか」と、海外もその動向に注目を寄せているという。韓国紙「スポーツソウル」が伝えた。

 日本で行われるサッカーのE-1選手権に出場するため、男女の北朝鮮代表選手団は5日に来日。男子が黒、女子が赤のコートを揃って着用し、日本に入国した。

 これを受けて、同記事では「北朝鮮選手団が羽田空港に入る時から多くの話題を振りまいている。最近、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射し、全世界がその挑発に緊張しているからである」と伝えた。

 日本政府は北朝鮮への制裁として、北朝鮮籍保有者の入国を原則禁止している。しかし、今回はスポーツ大会とあって入国が認められた形だった。そうした背景もあり、記事では「北朝鮮のサッカーチームが日本に来て、試合やトレーニングをするので注目を集めるのは当然だ」と記している。

 トレーニング後の取材共同エリア(ミックスゾーン)では、北朝鮮の選手を捕まえて話を聞こうとするも、すぐに北朝鮮のチーム関係者が遮るように割って入り、自国選手たちを撤退させたという。

 現時点では、選手たちに話をさせないよう、北朝鮮側が“鉄のカーテン”を下ろしている。同記事では「世界が北朝鮮をどう見ているのかが分かる大会となる」と言及しているが、ピッチ内外で多くの注目を集めることになりそうだ。

 

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