本田不在のミラン、5か月半ぶりに敵地勝利 指揮官「正しい道を進んでいる」

敵地パレルモ戦で勝利し、ようやく“内弁慶打破”

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が2-1で勝利した4日のパレルモ戦の試合後、5カ月半ぶりに敵地で勝利したで“内弁慶打破”に手応えを示している。衛星放送「スカイ・イタリア」が伝えている。
「我々は正しい道を進んでいるので、これを続けなければいけない。我々は敗れはしたもののフィオレンティーナ戦でも善戦した。パレルモのホームで勝つことは難しい。ナポリも敗れ、ユベントスも苦戦し、ローマですら勝てなかった。ミランは今日勝利に値した。選手のためにも私はうれしいよ」
 昨年10月19日のべローナ戦以来となる敵地戦勝利、そして2連勝を飾った指揮官は声を弾ませている。
 日本代表FW本田圭佑は試合前の練習で左足首を故障し、2、3週間の離脱を余儀なくされることになったが、1月に本田のライバルとして獲得したイタリア代表MFアレッシオ・チェルチが先制点を決め、終盤メネズがカウンターから豪快に決勝点を決めた。チェルチは移籍後初ゴール、メネズは今季リーグ16得点目だった。
 8位につけるミランは次節12日にホーム、サンプドリア戦を戦う。
「1試合ずつ捉えるべきだと思っている。次週はサンプドリア戦。差を埋めるために勝つしかない。我々が本物のチームだということを証明しなければいけない。この勝利をイースターまで喜んで、火曜日から仕事に戻ることにする」
 5日の復活祭でチームはオフを取り、勝ち点7差の5位サンプドリア戦で今季初の3連勝を狙う。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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